飲食店のグリストラップ害虫対策 総まとめ【五大原因と対策】

飲食店に害虫が寄ってくる様々な原因を徹底解明。再発を防ぐ具体的かつ根本的な対策を解説します。害虫の悪評が付けば評判はガタ落ち。今日から害虫を寄せ付けない店に変わりましょう。
害虫が集まる”五大原因”と対策
原因①. グリストラップの腐敗臭と湿気
・酸化した油の臭い
・腐敗した食品カス
・水気と湿度が高く菌が繁殖
→ 特にゴキブリは 低い位置の腐敗臭を好む。
→ コバエは水面に産卵できる。
※関連記事
・グリストラップにコバエが湧く理由|【業者いらずの根本対策とは】
・飲食店のゴキブリを“根本対策”するための【完全ガイド】
対策:グリストの“臭いの原因”を分解して湿気を減らす
・固形ゴミは網で最低2日に1回はすくって捨てる。(10分ほどの作業で害虫の”エサ”を減らす)
・内壁・蓋裏の油膜を油分解剤をかけて軽くこする(掃除しても消えない臭いの源はここ)
・40℃のお湯を流し、「油分解剤」を投入
※関連記事
グリストラップの油、洗剤で溶かせるの?|【清掃のプロが解説】
原因②. 生ゴミの放置・濡れた食品カス
・ゴミ袋を濡れたまま放置 → 発酵・腐敗 → 匂い倍増
・ゴミ袋の外側についた調味料の臭いは害虫を引き寄せる
対策:生ゴミの“臭い”をゼロにする運用
・生ゴミは毎回軽く水気を切ってから袋へ
・袋の外側についた調味料は必ず拭く(もしくは袋を二重にする)
・汚れてない蓋付きのゴミ箱へ移動
・床に落ちた食品カスは即回収
原因③. 調味料・甘味料の付着
シロップ・タレ・糖分の入ったもの、匂いの強いものは特にハエの誘引が強い。
対策:調味料“ゾーン”だけ毎日部分清掃
・ドリンク・デザート周りは特にハエが寄りやすい
・甘味料・汁物の飛び散りは必ずすぐに拭く
・ボトル下のベタつきは最優先で清掃
原因④. 段ボールの放置(湿気 × 隙間)
・湿気を吸う
・産卵場所になる
・ゴキブリが隠れやすい
→ 段ボールは当日処分が必須
対策:段ボールは“置かない仕組み”で消す
・段ボールは届いた当日に必ず破棄
・バックヤードに溜めない
・湿度が高い場所に置かない(吸水 → 発酵 → 害虫誘引)
・ダンボールシュレッダーでゴミ袋に入れる
・段ボールの置き場そのものを無くすのが最強
原因⑤. 厨房設備の下・外とつながる隙間
・ゴキブリは“暗くて狭い場所”を好む
・床の油膜がエサになる
・2mmでも隙間があれば入ってくる
対策:“隙間を埋める”が最速
・排管まわり・壁の割れ目はパテやコーキングで塞ぐ
・ドアの下や勝手口の隙間には隙間テープやドアスイープを付ける
・シンク下や機器下の水気は取ってから退店
・床のぬめり(油膜)はブラシで剝がす
まとめ
害虫トラブルは 1つの原因ではなく複合汚れ。
特にグリスト周りの臭いと湿気は、ゴキブリ・コバエの“温床”になりやすい。
今日やるべき行動はこの3つ:
- 固形物と食品カスを残さない
- 腐敗臭(油・タンパク質)を分解する
- 段ボールと隙間をなくす
これだけで再発率は大きく下がる。

