【緊急用】飲食店のトイレが逆流したらどうする?!《原因と対策》

下水の逆流は、1度でも起きれば数十万円以上の損失につながりかねません。この記事では、原因→緊急対策→予防策の順で、飲食店清掃のプロの意見を交えてわかりやすく解説します。
トイレが逆流する主な原因とは
トイレの逆流は、単純な「便器の詰まり」だけではありません。
飲食店には、一般家庭にはない複数の要因が絡んでいます。
① トイレ自体の詰まり
・トイレットペーパーの過多
・異物混入
もっとも多い原因ですが、飲食店の場合はこれだけでは終わりません。
大雨でもなく、グリストラップ内に油の塊がない場合はトイレ自体が原因。
② 大雨・豪雨時に下水本管が満水になっている
道路のマンホールが溢れると、同じ本管に繋がる。
トイレ、排水口、グリストラップから逆流する。
この状態で無理に流すと、水が逆噴射するケースがあります。
③ グリストラップの詰まりが影響しているケース
飲食店特有の原因。
厨房側の油詰まりが排水菅の深くにまで広がり、トイレ側の流れが悪くなることがある。
サインはこの三つ
・グリストラップの脂が固まっている(清掃が行き届いていない)
・グリストラップの清掃に普段から業務用強アルカリ洗剤を使っている
・大雨じゃないのに厨房の排水の流れが悪い
マジックリンや強アルカリの劇薬洗剤は油を“一時的に溶かす”だけなので、配管で再固着し、状況が悪化する場合がある。
緊急の方はこちら:今すぐできる「逆流の応急処置」
① トイレ自体の“詰まり”が原因の場合の対処(豪雨と無関係)
・スッポン(ラバーカップ)
最も現実的な応急対応。ゆっくり押して、強く引く。
5〜10回で改善しなければ別原因。
・バケツ水の一気流し
詰まりが軽度の場合に効果あり。
便器内に水が満タンの場合は便器内の水をバケツに移して、その水を便器内に勢いよく流す。
ただし、大雨時の場合は逆噴射リスクが高いため絶対にNG。
② 雨水が原因の逆流を止める応急方法
・ゴミ袋+水(4〜6L)で“逆流防止の蓋”を作る
- 45Lのゴミ袋を2枚重ねる
- 10〜20Lの水を入れて縛る
- 便器に優しく置く(沈むように)
水の重さで下水からの逆圧を抑えることができる。
災害対策でも使われる確実な方法。
注意点⚠️:
・既に逆流で水浸しの場合は便器内の水をバケツに移し、水入りの袋で蓋をすること
・逆流の初動で流すと、圧で噴き返す場合があります。絶対に詰まった後は流さないように
③ グリストラップの詰まりが原因の場合
・油分解型の洗剤をトイレとグリストとシンクに流す
トイレが逆流するほど下水管が詰まっている場合は、「美らちゅら超洗浄」のような油分解型洗剤を2袋ほどまとめて投入し、40℃以上のお湯を多めに流しましょう。
・緊急の配管清掃業者を呼ぶ(確実)
分解剤を使っても効果がない場合は高圧洗浄機で詰まりを取るしかありません。
逆流して店が下水まみれになる前に業者に依頼しましょう。
・グリストとシンクからお湯を流し続ける
分解洗剤が手元になく、業者も呼べない状況であれば、溢れない程度にお湯を流し続けて、配管の奥で詰まっている油の塊を少しずつお湯で溶かすしかありません。
普段からすべき下水逆流予防策(最重要)
トイレだけを見ていても逆流は防げない。
飲食店の場合、排水全体の状態が影響する。
① グリストラップ内の油を固めない(最重要)
・月1回以上の酵素分解ケアで油を固めない
プロ清掃業者が口を揃えて言うのが、「オーバーフローのトラブル(配管の詰まりや逆流)になる店の9割が、普段から強アルカリを使っている」ということです。
強アルカリ洗剤は油を“溶かしたように見える”だけで、実際は配管内で再固着し詰まりの原因を見えないところに送っているだけなんです。
普段使いの分解剤には、油の分解と悪臭の持続的な撃退に特化した「美らちゅら超洗浄」がお勧め。
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② 外排水(店外の溝)の確認
落ち葉やゴミが詰まっていると豪雨時に逆流する。1分でできるので必ず大雨の日は確認。
③ 便器内、グリストの蓋を抑える重りを常備
・便器内用に45L以上のゴミ袋×2枚
・大雨時のグリストからの逆流を防ぐための重り
まとめ:トイレの逆流は“トイレだけの問題ではない”
飲食店の逆流は、
・トイレ詰まり
・グリスト詰まり
・豪雨
が複合して起きる。
明日以降は、
・グリストの油を固めない洗剤を使う
・水袋や封鎖グッズを常備
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