天ぷら屋のSNS運用|初心者でも“ファンが増える”SNSの使い方

飲食店のSNSの使い方を調べると、正直どれも似たような話ばかりです。
・写真を綺麗に撮れ
・ハッシュタグを付けろ
・投稿頻度を守れ
これらは結局何の役にも立ちません。
こういった情報を発信している方の多くは、表面的な情報を発信し、最終的に自社のSNS運用代行に誘導するのが目的です。
この記事では、
・SNS完全未経験から10ヶ月でフォロワー7万人を達成
・飲食店専用の洗剤を販売し、現場を見てきた立場として、
天ぷら屋がSNSで集客し、リピーターを作るために必要なことだけを書きます。
1|天ぷら屋のSNSが伸びない本当の原因
原因はシンプルです。
天ぷら屋の強みを、写真で伝えようとしていること。
天ぷらの魅力は、
・揚がる音・瞬間
・職人の手元
・食材のこだわり
これらにあります。
つまり、写真では魅力が全く伝わりません。
今のSNS(TikTok・Instagram Reels)は完全に「ショート動画評価」の時代。
写真投稿だけ
メニュー画像だけ
これは、
スタートラインにすら立てていない状態です。
動画で発信していくのが大前提になります。
2|SNS集客のために天ぷら屋がやるべきこと3つ
① やるSNSはTikTokとInstagramだけ
最初はTikTokだけで十分です。
理由は一つ。同じ縦動画をそのまま使い回せるからです。
まずTikTokに投稿
↓
慣れてきたら同じ動画をInstagramにも投稿
これが一番ラクで、続きます。
② まずは徹底的にTTP(真似)でOK
初心者がオリジナルを考える必要はありません。
・伸びている天ぷら屋
・伸びている和食店
・伸びている職人系アカウント
これをそのまま真似してください。
見るポイントは3つだけ。
・最初の1秒に何が映っているか
・どんなことを話しているか
・どんな風に字幕がついているか
詳しい運用設計は以下の記事にまとめていますが、
正直見なくても、最初は「真似するだけでOK」です。
関連記事→【2026年戦略】飲食店がインスタ集客を自社内製化する方法
③ 動画は「最初の1秒」で決まる
・油に落ちる瞬間
・衣が広がる音
・一気に引き上げる手元
説明はいりません。
「お、なんだこれ」
と思わせたら勝ちです。
SNSで伸びるフックの作り方はこちら。
→ SNSで伸びる飲食店動画のフックテンプレ(関連記事)
3|写真では伝わらない天ぷら屋の強みとは
天ぷら屋がSNSで強い理由は、
・非言語で外国人にも伝わる音と動き
・揚げる瞬間のライブ感
特にカウンターの天ぷら屋は、
・目の前で揚げる
・客との距離が近い
・職人の所作が見える
この「体験」こそが最大の価値。
だからこそ、
・料理単体
・完成写真
だけを上げるのは、一番もったいない運用です。
4|フォロワーが増えても売上につながらない理由
SNSで人は集まります。
でも、それだけでは常連になりません。
フォロワー止まりの店は、
・料理しか映っていない
・人が見えない
・店の空気が伝わらない
ファンが付く店は、
・大将の人柄
・スタッフの会話
・常連との距離感
が見えます。
SNSは集客ツールである前に、関係性を作る道具です。
ファン化の考え方はこちらで詳しく解説しています。
関連記事→ 飲食店がSNSでファン化させる方法
5|天ぷら屋SNSでやってはいけない運用
・SNS運用代行業者に丸投げ
→ 天ぷら屋とお客さんの距離が消え、SNSのノウハウが蓄積しない
・写真だけの運用
→ 天ぷら屋という業態の強みを捨てている
・作り込みすぎ
→ ある程度のクオリティでの継続が最優先
6|まとめ|天ぷら屋が今日からやるべきこと
やることはこれだけです。
・まずTikTokを始める
・伸びている動画を保存
・1本でいいから完全コピーで投稿(編集は無料のCupCutを使えば誰でも簡単に可能です)
・慣れたらInstagramにも同じ動画を同時投稿
可能であれば、若手スタッフ・SNSが好きなアルバイトに任せて、見合った報酬をセットで渡しましょう。
これが一番早いです。
SNSとサービスを連動させると、口コミ評価も自然に上がります。
→ 飲食店の口コミ評価を上げる方法(関連記事)
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天ぷら屋の業態に合わせて、
・何を撮るべきか
・どこを直せば伸びるか
・ファン化・口コミへの繋げ方
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