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グリストラップの油を無料で回収してもらう方法|業者選びのポイント

#グリストラップ 油 無料回収

1. グリストラップに溜まる「油」の正しい扱いとは?

飲食店では、厨房の調理油・残渣が排水へ流れ、グリストラップで一時的に油脂やスラッジ(汚泥)を捕捉します。
ここで誤って多く見られるのが、油脂・汚泥を「一般のゴミ扱い」してしまうこと。
実際には、油脂・汚泥は法令上、事業系廃棄物・または産業廃棄物
としての処理が必要です。
誤った処理をしていると、行政指導や処理費用の増加・設備トラブルにつながるリスクがあります。

2. 完全無料の回収サービスは本当にあるのか?条件と注意点

はい、無料回収を謳うサービスは存在します。ただし、無料で回収できるのには必ず条件があります
例えば:

  • 植物性油脂であること(再利用可能なバイオ燃料用)
  • 油脂が水・汚泥・異物と混ざりすぎていないこと
  • 油だけ回収可能という条件がある場合も

一方で、グリスト内部の固形物などは、回収対象外または追加料金が発生することが多いです。
具体的には、例えば全国対応の業者では「汚泥のみ回収も可」と明記されており、回収対象の分別・排出状態が重要になります。
👉 無料回収を検討するなら、「油単体」「サービス対象」「対応エリア/条件」を必ず確認してください。

3. 回収を依頼する前に必ず確認すべき3つのポイント

  1. 産業廃棄物収集運搬許可証の有無:許可を持たない業者を使うと、後で店舗側の責任になる可能性があります。
  2. マニフェスト(廃棄物管理票)の発行・写しの保管:回収後の証跡があることで、リスク管理になります。
  3. 対象油・汚泥の明確な定義:無料なのか有料なのか、どこまで“油”として認められるかを見ておきましょう。
    → 特に、グリスト内部に溜まった汚泥・油混じりの固形物は、無料対象から外れるケースがありますが、完全無料の業者も存在します。

4. おすすめの回収・清掃業者3社紹介

以下は、油・汚泥回収に対応している信頼できる業者の一例です。依頼時の比較材料としてご活用ください。

  • 株式会社グローバー — 全国ネットワークで、汚泥のみの回収も可:公式サイト参照。 株式会社グローバー |
  • 株式会社ユニファイジャパン — 廃棄物一元管理・全国対応。定期回収プランも提案あり。 ユニファイジャパン
  • 株式会社クリメン — 全国対応清掃・回収業者紹介。飲食店向け提案多数。 クリメン

※いずれも「油回収」だけでなく、グリストラップ清掃・油脂/汚泥処理一括で相談可能です。

5. 自店でできる補助策

  • 補助策:「お湯を使って油膜を柔らかくしてから回収」することで、回収対象の油質が向上し、無料回収の対象になる可能性が高まります。
  • 更に、適切な固形物の廃棄を行うなど、日常ケアを習慣化しておくことで、回収費用や詰まりリスクを削減できます。

    👉 併せて「油脂分解型洗剤で1日15分で終わる清掃法」も紹介しています→ グリストラップの油、洗剤で溶かしてもいいの?|【清掃のプロが解説】

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